学校教材

アルファ観測 放射線観測プラ板 Sun9

日本国産プラスチックレンズメーカー、サンルックスが「学校教材用放射観測プラ板-Sun9」を製作、販売を開始しました。

学校教材用放射線観測プラ板-Sun9/6枚入り

学校教材用放射線観測プラ板-Sun9/6枚入り

ニュースや各種報道で話題の尽きない放射線は、私たちの生活にどのような関わりをしているのでしょうか。その存在や安全性を理解するために、身近で簡単に実験できるツールが放射線観測プラ板-Sun9なのです。学校教育の一環としてぜひお役立てください。

放射線観測プラ板-Sun9 価格表
α線観測 放射線観測プラ板(6枚入り) 9,000円(税別・送料別)
α線観測 放射線観測プラ板(12枚入り) 16,000円(税別・送料別)
α線観測 放射線観測実験用教材
放射線観測プラ板 Sun9,放射線源,ピンセット,塩基性溶液,ラップ,顕微鏡,加熱機器,ビーカー,タイマー
キットの組み合わせ内容、価格につきましては、まずはお問い合わせください。その後お見積り等でお応えいたします。(税別・送料別)

商品をご希望の際は、まずは電話かFAXにて、タイプ、個数、キット内容についての見積りをお問い合わせください。
予算の確認後、ご注文~ご購入~発送の準備に取り掛からせていただきます。

  • [問い合わせ先]
  • 〒916-0019 福井県鯖江市丸山町3-5-25
  • 株式会社 サンルックス
  • TEL 0778-52-1311 FAX 0778-52-9277

それではさっそく、この教材を使った実験の手順や使い方をご紹介します。

放射線が当たるとどうなるの?プラスチックでみる放射線の力。
どんな実験?

放射線は本当に身の回りにもたくさんあるの?
放射線が当たるとどうなるの?
そんな疑問を解決するためにプラスチックを使って放射線の測定をしてみます。

この教材で期待できる学習効果

(1)プラスチックに穴があくという具体的な現象を見ることができるので、放射線のエネルギー性を学習することができます。
(2)身の回りにある放射線や購入できる放射線源を観測して、身近なところに放射線が存在していることを認識できます。

プラスチックにできる穴のイメージ写真

図1 プラスチックにできる穴

実験に必要なもの

大気中やグラウンドなどの土中にも環境放射線(主にラドン222やカリウム40、ウラン系列の石から放出される放射線)といって、自然界に存在する放射線があります。この環境放射線をプラスチックで測定します。
1.プラスチック(放射線観測プラ板 Sun9)
2.放射線源:α線の出るもの(例:放射性鉱物(ユークセン石)、キャンプ用マントル)
3.ピンセット
4.塩基性溶液(水酸化ナトリウム水溶液:30wt%、100ml)
5.ラップ
6.顕微鏡
7.加熱機器(ガスバーナーなど)
8.ビーカー(溶液を入れても余裕のあるもの)
9.タイマー
※2は使わなくても実験は可能です。

実験に必要なもののイメージ写真

図2 実験に必要なもの

実験の考察ポイント

1.放射線が物に損傷を与えることを確認する(プラスチックに傷がつくことを確かめる)。
2.身近な環境の放射線を測定した場合、自然界にも環境放射線という存在があることを知る、確かめる。
3.ある範囲の傷(穴)の数を数えて、放射能の強さを確かめる。
4.強アルカリ溶液(水酸化ナトリウム水溶液)の取り扱いや、科学的な作用(腐食作用)を学ぶ。

※注意事項をよく読んでから実験をはじめてください
実験のしかた

※放射線を当てる際に、図3のようにビニールテープやセロテープを半分貼ることで、放射線の遮蔽を行うことが可能で、放射線のあたっている面と当たっていない面の区別ができるようになります。

①どちらか一つを選んで実験してください。
プラスチックに環境放射線を当てる場合。

屋外、屋内のポイントにプラスチックを設置します。図4,5のように環境放射線を測定する場合は1週間以上(環境に存在する放射線は非常に少なく発生する穴も小さいため)当て続けるのが望ましいです。1週間の測定で空気中の場合、15×15mmあたりに20個程度、土中の場合200個程度の穴が発生します。

プラスチックに放射線源を当てる場合。

放射線源を用いてプラスチックに放射線を照射します。図6のようにプラスチックと線源が接触するように設置して放射線がプラスチックに当たるようにしてください。線量によりますが、5分間程度接触させることでプラスチックに放射線がある程度あたります。放射線源には直接触れないようにするためにピンセットを用いてプラスチックを設置してください。

図3 テープを使った遮蔽方法、図4 空気中の放射線を測る場合、図5 土中の放射線を測る場合、図6 放射線鉱物を測る場合 ②溶液を用いてプラスチックを溶かす。

放射線があたってあいた穴は非常に小さく顕微鏡でも見ることができないので、顕微鏡で見ることのできる大きさにします。そのためにプラスチックを溶液で20分間溶かします。そのことで穴が大きくなり顕微鏡で見えるようになります。実験(手順2)の全容を図7に示します。

(1)ビーカーに溶液とプラスチックを入れ、ラップを軽くかぶせて火にかけます。
タイマーを20分に設定してスタートしてください。(プラスチックに貼ったテープは剥がしてください)
(2)溶液が沸騰してきたら火を止め、タイマーが終了するまで放置してください。
(3)ピンセットを用いて溶液からプラスチックを引き上げてください。その後流水でしっかり洗い、水分を拭き取ってください。
(4)顕微鏡で観測を行ってください。放射線によって生じた穴を観測することができます。

図⑦ 実験の全容 (1)溶液を火にかける (2)沸騰後、火を止め待つ (3)プラスチックを流水で洗う (4)顕微鏡で観測する ③プラスチックを顕微鏡で観測する。

溶液で溶かしたプラスチックを顕微鏡で観測します。テープで遮蔽した場合、している部分としていない部分を見比べてみましょう。大気中、土中、放射線源を使ったものを見比べ、穴の数を数えてみましょう。

警告
  • 小さな部品です。誤って飲み込まないように注意し、小さなお子様の手の届くところには置かないでください。
  • このプラ版は実験用です。実験をする前に、説明書を最後までよくお読みください。
注意
  • アルミ袋から、プラ板を取り出すときには、袋の切り口で手を切らないように注意してください。
  • プラ板の縁で、手を切らないように注意してください。
  • プラ板は板厚が薄いので、割らないように注意してください。
  • プラ板は透明な板なので、無くさないように注意してください。
使い方
  • 放射線を観測するプラ板は、地面や空中からの放射線を防ぐため、保護テープで両面を保護した上で、アルミ袋に入っています。
  • 放射線観測プラ板は、15mm×15mmで、厚さが1.0mmの透明なプラスチックの板です。
Attention 放射線を観測するときは、保護テープをはがしてください。保護テープがついたままでは、放射線を観測できません。